Magazine Holder by Mathieu Matégot for Atelier Matégot
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Magazine Holder by Mathieu Matégot for Atelier Matégot 1950s France
1950年代に、ハンガリー出身のデザイナー「マシュー・マテゴ(1910-2001)」によってデザインされ、オランダのアルティメタ社が製造したマガジンホルダーです。パンチングメタルが形造る特異な表情を自在に操るマテゴのデザインは、オリジナリティに溢れ、ただならぬ存在感を放ちます。
マシュー・マテゴは、非常に多才な人物でした。イタリアと米国を旅した後、ブダペストの美術建築学校で学び、舞台デザイン、装飾美術、ファッション、タペストリー制作の有益な経験を積んだ後、1931年にパリに定住しました。1939年、マテゴはフランス軍に志願しましたが、ドイツ軍に捕えられ、1944年まで捕虜となりました。しかしながら、マテゴにとって戦時中の捕虜生活はその後の彼のキャリアにとって重要なものになりました。なぜなら、彼が機械付属品工場で働くことで板金の可能性、とくに素材、形状、色彩のあらゆる実験を重ね、熟考できたのが捕虜時代で培った技術からだったのです。彼は生涯の大半を愛するパリで過ごし、戦後約20年に渡り多くの素晴らしい作品を生み出しました。
彼は自身の会社を通じて、主にイギリスとオランダで家具を販売し、1950 年代には、Salon des arts ménagers (国内芸術見本市) や Salon des artistes décorateurs (インテリア装飾業者見本市) などの見本市に定期的に参加、シャンゼリゼ通りのメインストア、カサブランカのティット・メリラン空港のレイアウト、エールフランスやニューヨークにあるフランス領事館のタペストリーなど、公共および民間の重要な委託デザインを数多く手掛けたことでも有名です。
Magazine Holder/ Size: W43 / D15 / H43 (cm)
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