







Ashtray by Werkstätte Carl Auböck, Austria 1950s
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Ashtray by Werkstätte Carl Auböck, Austria 1950s
1950年代、オーストリアが誇る Werkstätte Carl Auböck によって製造された真鍮のアッシュトレイです。雫のようにも、また葉のようにも見えるやわらかな輪郭を基調としながら、先端には丸い小穴が設けられ、その一箇所の小さなポイントによって全体の表情がきりりと引き締められています。Auböck工房が得意としたのは、用途そのものを美しい線へ置き換えることですが、この作品もまさに特有の美意識を端的に表しています。真鍮の質感も見逃せません。手に取るとしっかりとした重みがあり、磨かれた面にはやわらかな反射と経年による奥行きが共存しています。量産品の均一な金属とは異なり、工房作品ならではの豊かさが感じられます。さらに特筆すべきは、複数を重ねたときの美しさです。単体では流線形の小さなオブジェとして成立し、スタッキングすると輪郭が反復され、まるでひとつの抽象彫刻のような美しさが生まれます。Auböckらしい発想の冴えが伺える素晴らしい作品です。
Size : W12 / D6 / H1.7 cm
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