










Haagse School armchairs by H. Fels for L.O.V. Oosterbeek, 1920s
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Haagse School armchairs by H. Fels for L.O.V. Oosterbeek, 1920s
1920年代のオランダで製作された、H. FelsによるHaagse Schoolのアール・デコ伸長式ダイニングテーブルと4脚のチェアからなる希少なダイニングセットです。オランダのモダニズム様式であるハーグ派の傑作として知られています。家具メーカーL.O.V.によって製造され、直線を基調とした重厚かつ彫刻的な幾何学デザインが特徴の作品です。力強いオーク材のフレームに対し、天板の外周と脚先には黒く仕上げた木部を配し、構造の輪郭を際立たせています。天板の中央には木目を活かした面を据え、黒い縁との明快なコントラストによって、家具全体にグラフィカルな視覚効果を与えています。とりわけ印象的なのが脚部です。四方の脚を中央で結ぶストレッチャーは、単に補強材ではなく見る角度によって異なる線を描くひとつの造形要素として設計されています。家具を小さな建築物のように捉えるデザイナーの感覚が、最も鮮明に現れる部分です。さらに本作は、天板を左右へ引き出すことで中央に拡張板を加えられるエクステンション構造を備えています。閉じた状態では端正な矩形、広げるとより伸びやかな水平性が現れ、用途に応じてフォルム全体が変化します。4脚のチェアにも、テーブルと呼応する太い木部、直線的な背、黒く切り替えられた脚先が用いられ、ダイニングセット全体としてひとつの美しい芸術的なまとまりを生み出しています。約100年という時間を経て、テーブルと4脚のチェアがひとまとまりで現存すること自体が稀有であり、ハーグ派のデザイン思想を空間全体で体感できる、類稀なダイニングセットです。
Table Size : W120-208 / D90 / H76 cm
Chair Size : W47 / D45 / H85 cm
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