Artwork coffee table by Paul Kingma & Rien Goené

培ってきた経験と勘を活かし、形状に落とし込んでゆくモザイクの美しさが長方形の中にぎゅっと凝縮されていて、それは観ている側の心を動かすほど斬新で優艶。石という素材が持つ奥深い魅力が作品から溢れています。

美しいブルータリズムの象徴的なテーブルは、1958年にオランダの芸術家ポール・キングマとリアン・ゲーネによって創作されました。広範囲で芸術活動をしていたキングマと自然界で誕生した美しい石を一途に削り続けていたゲーネ、二人の感性が見事に象嵌され「Artwork Coffee Table」が出来上がりました。

モザイクテーブルで一躍有名になった後、キングマは1990年代後半までテーブルを作り続けました。一方、ゲーネは彫刻家として様々な分野で作品作りに集中、寂しいことにテーブル制作からは遠ざかることになりました。こちらは、彼らが合作していた時期の非常に希少な作品で、天板裏には初期の証となる手形のサインが残っています。

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• Artwork coffee table by Paul Kingma & Rien Goené
• Designer: Paul Kingma & Rien Goené
• Manufact: His own atelier
• Country: The Netherlands
• Year: 1958
• Material: Concrete, Metal, Stone, Slate
• Size: W106/D47.5/H39