African Hunter Sculpture Designed by Karl Hagenauer

African Hunter Designed by Karl Hagenauer 1950s

こちらは、1950年代に造られたカール・ハゲナウアの彫刻作品です。アフリカ部族の狩猟者が持つ一途な目線を描いた素晴らしい傑作です。素材には紅葉樹が用いられ、巧みな技術で曲線ラインを描き切っています。傍に置いた槍の存在感も見事です。情熱的な削り込みにより線から放たれる陰影は、まるでブロンズのように重厚感があります。

「カール・ハゲナウア」（1898-1956)」

当時、非常に影響力のあったウィーンにあるハゲナウア工房を父から引き継ぐことになったカールは、ヨーゼフ・ホフマンとオスカー・ストナルドに師事し、真鍮で丁寧に手作りすることにこだわった絶妙なスタイルを生み出すことに成功しました。カールの作品は、1925年に開催されたパリ万国博覧会で発表され、銀メダルと銅メダルを獲得、ミラノのトリエンナーレでは２つの金メダルを受賞しています。会社の称号「wHw」も登録され、工房はウィーンで掛け替えの無いな存在へと大躍進を遂げました。


現在、彼の残した名作たちは、オーベルンドルフに開設されたハゲナウア博物館、サラマンカのアールデコ美術館、またはニューヨーク近代美術館で鑑賞することができます。1956年にウィーンで亡くなるまで、傑作を作り続けました。

コンディション詳細/送料/在庫確認に関しましては、
info@swankysystemsまで、お気軽にお問い合わせください。