













CU02 Japanese series Cabinet by Cees Braakman for UMS Pastoe, Netherlands 1960s
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CU02 Japanese series’ Cabinet by Cees Braakman for UMS Pastoe, Netherlands 1960s
Cees Braakman が UMS Pastoeのためにデザインした “Japanese Series” のキャビネットです。Cees Braakman がこの “Japanese Series” を手がけた背景には、戦後の住空間に合わせた新しい収納家具への取り組みがありました。Pastoe の100周年記念資料「100 Years of Design Innovation」では、Braakman が標準化された寸法をもとにモジュールを設計し、使い手が自宅で構成しながら組み合わせられる家具を目指していたことが紹介されています。Pastoeのモジュール思想は、1958年頃から展開され、日本的な簡素さ、余白、抑制されたつくりに影響を受けたものとして紹介されることもあり、黒いメタル脚、端正な箱型デザイン、白と木部の対比など必要以上に装飾を加えない造形に、その思想がよく表れています。
上段に配された白いフラップ扉は、家具全体に軽さを与えながら下段の木部の深い色味をより鮮やかに引き立てています。木の温度と白の抽象性、そのコントラストが非常にグラフィカルな佇まいを生み出しています。また、扉を手前に倒すと、そこには丁度良い塩梅の天板が現れ、作業台として活躍します。内部には波打つ白い棚板が収められ、白いラインが奥行きを引き出します。内部照明が灯ると、木部の赤みを帯びた質感がふわりと浮かび上がり、まるで小さな舞台装置のような表情です。陶器、書類、オブジェなどを置くだけで、見せる収納として非常に美しく機能します。キャビネットでありながら、開いた状態そのものがひとつのシーンになり得ます。さらに、洗練された細いブラックメタルの脚部も、この家具の印象を大きく決定づけています。収納家具であり、バーキャビネットであり、小さな書斎であり、そしてオブジェでもある。機能を持ちながら空間に余白をつくるCees Braakman の鋭い設計感覚と、Pastoe らしいモダンな品格が感じられる、非常に魅力的なキャビネットです。
Size : W75 / D45 / H117.5 cm
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