Oak desk with teak top by Marcel Gascoin(ATTR.) & Model “C”Chair by Marcel Gascoin 1950s

フランスで製造されたこちらのデスクと椅子のセットは、1950年代の戦後復興期にデザインされました。デスクにはオーク材のフレームとチーク材の天板を使用、異なる木材の組み合わせにより美しいコントラストが生み出されています。傾斜のついた収納スペースがデスクの背面に備えられており、本や書類を収納しやすく、実用性が高い設計となっています。また、コンパクトな住居スペースを効果的に活用できるリコンストラクション期ならではのサイズ感が非常に特徴的な作品です。
チェアは、1947年にデザインされた風韻漂わせるマルセル・ガスコアンの有名な作品です。強度を得るため座面の下にはぐるりと貫が入っています。また、角度を持った背面と、テーパーがかった後脚との美しいバランスが全体を造形美へと押し上げています。非常にバランスの取れた印象深いデザインです。