






Manufrance Small Cabinet, France 1950s
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Manufrance Small Cabinet, France 1950s
1950年代フランスで製作された、オーク材のサイドキャビネットです。小ぶりなサイズでありながら、どこか不思議な存在感を放つ一台です。低く構えた横長のプロポーション、左右のユニークな収納構成、丸みを帯びた天板と台座の縁、そして前面に配された立体的な扉など、装飾を過剰に重ねるのではなく構造そのものに表情を宿すことで、空間を引き締めます。直線を基調とした箱型の構成でありながら、角は柔らかく処理され脚部にも丸みが与えられています。そのため、家具全体に硬さが残りすぎず、手で触れたときの感触まで想像させるようなどこか人懐こい親密さがあります。特に目を引くのは、前面の引き戸に施された立体的な意匠です。中央から四方へ伸びるようなレリーフ状の構成は、民藝的な素朴さとモダンさを同居させています。また、素材に用いられたオーク材は、年月を経て深い飴色へと変化しています。木目には力強さがありながら、表面には使い込まれた家具だけが持つ穏やかな艶が宿っています。時間の流れがそのまま表情となり、見どころになっています。
Size : W81.5 / D35 / H64.5 cm
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